2020/05/16 17:26


こんにちは!

#焼き菓子屋そぼくな。でも実際にお客様に向けて

お届けしておりました、

#ブルーチーズと蜂蜜のフィナンシェ 

https://sobokuna0141.handcrafted.jp/items/19283818

レシピを、めちゃくちゃ細かく

考えるレシピ↓にて記載している最中なのですが、、、

考えるレシピ、なので一応レシピ。

なのに

やたらと、そこで使用しています、蜂蜜について長々と書いてしまいましたので、こちらに

●「なぜ、国産非加熱蜂蜜を使用するのか?」その考えをココに記載します。


一般的にスーパーや百貨店等で売られている蜂蜜は加熱されたものが大半です。

【非加熱蜂蜜】と書いてないものは【加熱された はちみつ】と思っていて間違いないと思います。

それでも、もちろん“はちみつ”ではありますが、

●よく言われているミネラルビタミン、アミノ酸、ポリフェノール等は加熱されることにより、死にます。

●また、味わいも加熱される事で深みが無くなり“さらっと“”した味わいとなります。

●その“”さらっと“”がポイントで、 

なぜ一般的に売られているはちみつは加熱するか?と商売としての理由があるからです。

大量生産重視の為です。

その為には、、、加熱するメリットがあるのです。

①“”さらっと““”させる。

なぜ、その“”さらっとさせる必要があるのか?“”と申しますと、

商品を売るという仕事をしている以上、量を売れば売るほど利益が出る、というのが“”資本主義社会“”のルールです。

なので大量生産しない事には大きな利益がでません。

大量生産するためには効率を良くし販売することが大切です。

そこで加熱していないどろっとした蜂蜜は瓶詰しにくいのです。

なので加熱する。

効率よく大量生産することで安価で大量に売ることが実現できるからです。

②より多くはちみつを生産しようとする為に、早めに、はちみつを収穫する。

早めに収穫する事で糖度がまだ達していない。

その為

加熱してはちみつを煮詰め糖度を上げて“人工的に蜂蜜を作る”

これも大量生産のためですね。

そんなに煮詰めてしまうと、はちみつの本来の風味、味わい、は無くなってしまう。。


そんな理由から加熱されるわけです。

おいしくないのです。

人それぞれですが、私は、おいしくない。と感じます。

考えて、選び取らないと自分の美味しいはお届け出来ません。


なぜ、この素材、菓子はこの値段で売られているのか?

意識してその素材や体に入れるモノを選ばないと。

意図ある美味しい舞台は作れません。


私は小さい頃からはちみつの【えぐみ】や【鋭い甘さ】があまり好きではありませんでした。

その理由は大人になってから最近になってようやくわかりました。

●加熱の蜂蜜にしか出会っていなかった事でした。

非加熱はちみつに出会う事で【力強くもやさしいフルーティな甘さ】に感動し、

効率ではなく【はちみつのおいしいが詰まった】蜂蜜を使用したく思ったのです。

なので、

★加熱された蜂蜜を使用してこのフィナンシェを焼くと、蜂蜜が他の素材の良さをけす、えぐみと甘さを放ってくるので、要注意です

そぼくな。がお届けしたい【リッチなフィナンシェ】にはなりません。

これはキビ糖を白砂糖に変えるくらいの大きな違いがあります。

また、徳島産と書いたのは

外国産の蜂蜜は輸入してきます。

当たり前ですがいくら非加熱と書いてあっても輸入するときには飛行機と船の輸入方法があります。

船の場合は赤道を通るのです。

赤道の上は70度程になると言われています。その為蜂蜜は加熱され(だいたい45度で酵素等が死滅する)非加熱と記載されている外国産のはちみつでもどんな輸入方法か、わからないので知らず知らずに加熱されている可能性があります。

確かめられないものは選べません。だから外国産の蜂蜜は避けています。

なので国産非加熱でももちろん代用可。

ですが、

より新鮮で鮮度の良いものを使用したほうが香りも味わいも良い

という事を知っていますので、

焼き菓子屋そぼくな。は地元の徳島産の非加熱純粋はちみつを使用しております。


以上です。


読んでくれてありがとう!