2020/10/16 20:03

こんにちは。

焼き菓子店を休業してもう半年です。

その間に厨房探しはもちろんですが

サークルやったりはてなブログやったり

レシピを記載してみたり、近くのカフェでバイトして近隣の情報収集をしてみたり(けれどやっぱり接客は楽しいな!)

と、HOW toやら、いろいろやっては見るものの。

利益のことや損得勘定抜きにしてやっぱり好きだなぁ。。と

心から想うのは、小売り販売で。

焼き届ける、このどうしようもなく、

時間も、お金も、手間も、気も、かかるこの所作。を

やっている瞬間に

「やっぱり楽しいなぁ。好きだなぁ。」と発送するたんびに思うのです。

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最初の最初。

焼き菓子屋そぼくな。を始めた2年前の

2018年11月15日。

接客がもともと好きだったので対面販売をとてもとてもやりたかった。

でも手持ちの費用の関係で厨房を作ることが精一杯で。

対面販売まで出来る程のお金もなく。

けれど出来る事からでも始めたい!の気持ちが強く。

借金は学生ローンで苦い思いを20代にいたので絶対したくなく。

今出来る事から始めようと思ってネット販売から始めたのが

焼き菓子屋そぼくな。の販売スタイルの始まり。


けれど、ネット販売をやっていくに連れ、ネット販売をやったからこそ出会ったお客さん達に出会えることが出来。

また、ネット販売だからこそ、焼き菓子屋そぼくな。の発信する文面に共鳴してくれて同じような価値観の方が集まってきてくれる、その有難さに気づいた。

顔は見えないけれど頂いたお言葉から感じるお人柄の温かさ。

だったり、

顔が見えないからこそ離れ離れになってしまった大切な人に手紙を書くように焼きお届けした。

店を始め、休業までの一年半後にはお客さんの割合はリピーターさんがほぼ、ほぼで。

会ったこともないけれど

けれども

人の温かさってのはネットでも伝わるんだと、

実際にネット販売をやったから感じること。


それから

この、焼き菓子屋そぼくな。の息、呼吸を小さくとも止めないように。

その一心でこの半年間思いつく限りのことをやってみた。

やったからこそ、どーしても私には合わないなぁ、と言うものもあった。

そして

先月始めたコーヒー豆の焙煎販売だった。

焼き菓子とモノは違えども

伝えたい想い、

【美味しい瞬間を届けること】

そして

【その美味しい瞬間で受け手の人生の一コマを彩りたい】という想いには変わりはなく。

大切な人に手紙を書き届けるように焼き届けたい。

という、約一年半そぼくな。として

焼きお届けする中で感じたそんな想いは強くなる一方で。

そんな想いで手紙マークを載せたロゴを作り、届けることにした。

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焼き菓子をお届けする時には無かったロゴマーク。

なんだかちゃんと、

ここでそぼくな。は息をしているよ!って言う証が欲しくって作りました。

今回初めてパソコンを使い自分でデザインして。

あくまで

#焼き菓子屋そぼくな。の一部として

#そぼくなコーヒー焙煎所 はある。

だからって焼き菓子と焼きお届けする心の持ちように変わりはない。

だからロゴの下には

yakigashiya sobokuna presents と記載した。

また新たに

【焼き菓子屋そぼくな。】のロゴマークもつくる予定です。

、、てロゴマークの話に脱線しちゃったけれど、

その【大切な人に手紙を書くように】という想いを載せて。

焼きお届けする。

今の時代、

わざわざ筆を持ち、手紙を書き、封にいれ、郵便ポストに投函する。そんな【めんどくさいこと】は時間の無駄だと思う人もいるのかもしれない。

けれど

わざわざそのする所作は焼き菓子やコーヒー豆を発送するその所作ととっても似ていて。

ご想像される何倍も、何十倍も気の使う作業で。

焼く所作と同じくらい、発送の所作はめんどくさい。笑

けれども、それ以上のぬくもりを感じることも、事実で。

そのぬくもりは受け手だけが感じるものでは実はなくって。

送り手、実はそのめんどくさいと、思われる所作をしている本人の方が実はぬくもり、喜びを感じている気がしてならない。

これは発送するたんびに、思うこと。

心待ちにして頂いているから気が抜けない。

そして

心待ちにして頂いているから私はとてもとても頑張れる。

わざわざ選び買って頂けるプレッシャーは果てしないけれど有り難さはそれ以上。

だから、

大切に手紙を書くように届けたくなり

その瞬間が実は自分が一番幸せを感じているんだなってこと。

理由はあれど、自分の手で一度、厨房を手放し、発送から離れ。

また、再び発送させて頂けたからこそ感じる、そんな、しあわせと、有り難さ。

そして

この利益は他の職業よりは薄いのかもしれないけれども、

やっぱり、この一見めんどくさそうな、このネット販売という仕事が、全国に焼き届ける仕事が、私は好きなんだ!と

強く強く。

改めて感じた瞬間でした。

そして、1人ではそぼくな。は息はできないこと。

改めて暖かいお客さんに感謝する日々です。

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読んでくれてありがとう!

焼き菓子屋そぼくな。ゆ季