2020/08/21 21:15



今までの足跡はこちらから↓


休業(2020,4,6)までの半年間

有難いことに

売り上げは、ぐん!と急激な右肩上がりでした。

けれども、

うまく行く事ばかりではなく。

冷凍便の菓子が配送業者のミスで常温で送られたり(焼き直し送りなおしました)

どれだけチェックしていても、納品書が間違って送付してしまったり、、と

色々な出来事や、やらかしてしまったことはたくさんあります。(ごめんなさい^^;)

その度に発狂しそうになり(笑)

それでも

自分自身が出来る事って

とても少なくって。

改めて完璧なんてないんだな、ってことを思い知り。

だからこそ

ここでも

誠心誠意、向き合う事

自分自身が出来る事、誠実にをやる事。を徹底していました。


そぼくな。なりの仕事と家庭の両立の変化。


そんなこんなで、

いつの間にか休業前の2020年3月末になっていました。

その頃には

有難いことにご注文はずっと入いて、

一件、一件、大きな個数で入るので

毎朝6時頃から夜中の24時過ぎまで

菓子を仕込んだり

焼いたり発送したり、お客さんとメールのやり取りをしたり、、と

家事や子育ては夫に押し付けて(^^;)完全に仕事に集中していました。

足跡ブログをずっと辿ってくれて来た方なら

感じているかもしれませんが、

私はやっぱり仕事が大好きで、

良いのか悪いのか、ハマると自分の事、家事のことそっちのけで仕事をしてしまう質があります。

これは雇われの時からそうで。

やらされてるのではなく。

やりたくて、やってしまう。


で、

やった後に「あぁまた家庭の時間を使ってしまった、、」と後悔する日々が雇われ時代の時に多かったのです。

それで

もっと家族の事をしたい、子供たちと近くで過ごし仕事も同時にしたい。と想い、

都会から田舎に引っ越しし、

焼き菓子屋そぼくな。を開店した経緯もあります。

(もちろん職人としても店を出したい想いがあって、開業したのですがそれは過去の足跡ブログでご覧ください^^)

けれど、いくら家の土地の中に厨房(仕事場)を作っても

仕事は仕事な訳で

仕事中は仕事のことだけ、していたい。

焼き菓子屋そぼくな。をやることで、

私は仕事の時間は仕事に没頭していたい派なんだ。

と、改めて気づいた出来事でした。

物理的に子供たちとの距離を近くして生活することで仕事と家庭を近くにしたかったのに、やってみたらどちらも案外中途半端に感じて。

逆にその仕事の聖域を土足(気持ち的に)で入られようもんなら子供であっても私は容赦しない性格。

なんだとも

そぼくな。を開店して気づきました。


もちろん、子供たち、家庭もとっても大好きです。

けれど、

それと比べようがないくらい、この仕事も大好きで大切に育みたい。

そして

それを開店前は一緒の空間で両立させようと思った。

けれど実際は

仕事は仕事で。

家庭のことは家庭のこと。

仕事も、家庭も【時間】というものを大切にする仕方は


【時間の量】ではなくって

【時間の質】なんだ。

そぼくな。を初めて

これもまた、

知識ではなく、体感で気づいたことです。


息子たちは雇われ時代から家族の時間が短くとも、

その時間を楽しく過ごしていたら満足していた。

そして、

そぼくな。だけにその時の時間を精一杯、使っていても、

私(母)が楽し気に一生懸命やっていたら、息子たちはどこか誇らしげにその日その日を過ごしてくれていた。。

結局は

雇われだろうが、個人事業主だろうが(家で働こうが外で働こうが)どんな形でも、その働く父、母が胸張って仕事していたら息子達は見てくれている。

もちろん、その分、家族の時間はどれだけ短くても他に何も予定をいれない【家族の時間】としてそこも濃密に過ごすことは大切やと思うしこれからも、どれだけ、そぼくな。が忙しくなっても、大切にしていきたい部分です。

、、、て

こんな当たり前のこと、

長男を産んでから働き始める時に覚悟して決めたことやのになぁ。。と気づく。(詳しくはこちらから↓)

強く自信をもって初めても。

独りよがりになりたくはないし、

傲慢にはなりたくない。

家族を犠牲にしたくない、っていう想いは

放っておくと雑草のように不安や罪悪感と一緒に、ぽつぽつっと生まれる。


けれども、

#嫌われる勇気 ではないけれども

これも行きつくところは一緒で

お客さんにしても、

息子達や夫にしても

どんな時にも

どんな環境に身を置くことになっても

自分のできる精一杯を誠実に心を込めて向き合っていくしかなくって。

後はもう天にお任せ。

なんだなと。

自分がその時、その時、【これで良い】と思える選択と考動を腹をくくってするだけ。

それでもその過程や結果で

相手を不快にさせたなら、

精一杯やっていたなら

素直に「ごめんね!」とここでも誠心誠意向き合うだけ。でしかないな。と思った。


様々な出来事、と感情が入り乱れた

開業してからの1年半だったけれど

それでも、

どんな時も

傲慢ではなく、胸張って仕事、日々を生きていったらいいのだ。と

教えて頂いた1年半でした。


そんな気付きを与えてくれたのも

応援してくれていたお客さんのおかげで。

どれだけ

想いを込めて焼いたってお客さんがいなければ、その想いも菓子も届く事は無い。

くじけそうな時も

お客さんからの温かいお言葉や

レビューを頂いていたから

また胸張って、

#焼き菓子屋そぼくな。の美味しい。をブレずに焼き続けることが出来、

休業日の最終発送日まで心を込めて焼き届けることが出来た。と思っています。


そして、またの再開を楽しみに待っています。の

そのお言葉に

休業して4か月が経とうとしている今も、励まされ

心折れずに小さな光を掴もうと模索しています。


(たまに折れそうな時もある(笑)詳しくはサークルで書いき綴っています。)


これからの事。


画像1


休業して4か月が経とうとしている今、

引っ越し先の田舎町では息子達も友達が出来、

私も大阪から引っ越しして来てから2年ぶりにママ友ではなく、

人と人として会話の出来る友達が出来、生活面ではとても有難く暮らさせて頂きます。


けれど、

私の仕事面では

貸してくれる厨房が見つかりそう、、だと思ったら

結局駄目だったり。。と

そんなことを繰り替え居ています。(その様子はサークルに)

悔しさと切なさとモドカシサと、、、

そんな想いを上げたらキリがないのだけれど、

それでも今出来る事をやるしかない。わけで

それで始めたサークルだったり、この足跡ブログでした。

サークルは今後も続ける予定ですが

足跡ブログはここで一端終了です。

もちろんnoteは終わらず

久しぶりの真ん中の想いマガジンに記事は投稿していきます^^

けれど、

それだけでは物足りない。

まだ、

今出来る事、やれる事を全力で。

#そぼくな。なりのエッセンスでお届けしたい。

ずっとこの数か月考えていました。


画像2

最近のTwitter や サークルを見てくれていた方ならお気づきかも知れませんが、

最近コーヒー焙煎をしています。


自家焙煎なら今までもやっていたんじゃない?と思いますよね。

けれど

焼き菓子屋そぼくな。で販売していた

コーヒークッキー や 


焙煎漂うコーヒーとチョコのケイク

で使用していた

#自家焙煎珈琲豆 は私ではなく、夫が担当していたました。

けれど、珈琲も菓子と一緒で

同じコーヒー豆でも煎り方(豆の焼き方)によって表情(味わい)がとても変わってくるわけで。

一度、休業した時に

夫ではなく、ちゃんと自分で煎り方を調整して、お届けしたい【コーヒー豆の美味しい瞬間】を出したい。と思っていたのです。


そこから

焙煎をしていく中で、

コーヒーの美味しい可能性まだまだあるよなぁ。と想い。

また

焼き菓子同様、珈琲豆の鮮度の事など、無視して

珈琲をお届けするお店(しかもコーヒー専門店にも関わらず)が

多いよなぁ、

そんな問題点もバリスタ時代から今までずっと感じていて。

これは一度、

そぼくな。が信じる【コーヒー豆の美味しい瞬間】をお届けしてみていいのでは?と思うようになりました。

菓子屋が違う畑に入るのは好きではない。というそんな頑固な考えを

私は基本持っている方なのです。

それでも、

珈琲のおいしい瞬間をお届けするってこういう事ではない?と感じる事は多々あり、、


今、そぼくな。ができる事。は??と考え追求した結果の答え、

(その追求した中身はサークルにて書いてます)

それは

珈琲豆の美味しい瞬間はこうではなか?という問いを持ち

自家焙煎珈琲豆をお届けすること。をだと考えました。


この9月ごろから挑戦してみようと思っています。

また、

焼き菓子屋そぼくな。を挑戦しだした頃のように

誹謗中傷、絶望も味わいそうですが、見渡す限り、無いからやってみるんだ。

今、やれる事を全力でやるんだ。


そんな小さな一歩のご報告と共に、

一端、この足跡ブログマガジンは終了させて頂きます。


noteは続けますよ^^


長々とこのマガジンをここまで読んで頂きありがとうございました!

そしてこれからの挑戦も楽しみにして頂けると幸いです。

もちろん、

珈琲の販売だけではなく、焼き菓子の販売も諦めていませんので、首を長くして待っていただけると幸いです^^


(補足★コーヒー豆の販売は菓子製造業みたいに保健所の許可がなくとも販売できるので、厨房がない休業中の今でも販売可能なのです。菓子同様、BASEでのネット販売を検討しています。)


生きてる限り

まっすぐに素材と、

そこで出会ったご縁と向き合い、

挑戦する人生でありたいと思っています


それでは、また^^


焼き菓子屋そぼくな。

ゆ季