2020/04/30 22:13

今まで思いついたことを書いているだけだったので

焼き菓子屋そぼくな。の

足跡(プロフィール)を記載しておこうと思います。


幼少期。

ちょっと変わってたと思うけど、ある程度は普通の子供だった、、と思う。

母がお菓子作りが趣味で私の誕生日には母の手作りケーキ。

友達が遊びに来たときは母のお手製カップケーキやスイートポテトがふるまわれる。

そんな家庭で育った。

そして

今から約20年前(古い!)

中学生になり、

父の勧めで私立の中学校を受験した。

何もわからず、疑わず、行け、と言われ受験し入学した。

そしたら当たり前なんだけれど地元の友達とは違う中学校になった。

衝撃だった(笑)

クラスメイトはお嬢さんばかり。

私立の女子高というものはそれはそれは窮屈で。

公立のまた治安の悪い小学校育ちだったからか

「前へならえ!」的な生活に理解が出来ず不登校になった。

今思えば、親にお金を払っていただいてるのに、なんて贅沢な中学生なんだ、と思う^^;

けれどその当時は

個人の自由は全くない、窮屈に縛り付けられた校則とそれを全く疑いもしない小学校からエスカレーター式に上がっていた友人にさえ、うんざりしていた。

不登校が続き、親には学校に行けと迫られ

しかし、そもそもなぜ行かなければならないのか?もわからず

やっぱり行く気がしなかった。うん、親不孝。


小学校時代憧れだった華の女子中学生やった14歳は

ただの引きこもりだった。(笑)

なーんにも楽しくない人生。

なんでだろう?

なんでだろう?

部屋にこもり中学生なりにずーっと考えた。(スマホもない時代だからね)

ふと、

「自分の力で決めてないからだ。」とその時中学生なりに思った。

小さい頃から習っていたピアノ、くもん、そして私立の中学受験。。

全て親の言われるままに生きてきた。

(ピアノなんて14年やってたのにまったく弾けないのは自分で決めてないからだ)

だから、楽しくないんだ!

だから、親のせいにも出来た。のだ。


自分で決めてないからや。。


その時、

初めて自分で決めよう!と14歳なりに思った。

そしてその当時ほぼ全員の生徒がエスカレーター式で上がれるはずの高校なのに「自分の行く高校は自分で決める!!!」と親とその当時の担任に猛烈に話し公立のその当時は珍しかった総合学科の高校を自分で決めて受験した。(大学のようにある程度自分で授業を選択できるシステム)

その高校受験にも担任や親は猛烈に反対されたけれど全て無視。自分のことは自分で決めないと、誰かの意見に甘えた瞬間誰かのせいにして人生を生きてしまうことになる。

そう、想ったからだ。

それから

高校生になった。

1年生のクラスがめちゃくちゃ楽しいクラスやったことは17年?経った今でも覚えている。

誰も誰の悪口も言わないのが衝撃的で(女子中は日常やった。)グループみたいなものもあったれど垣根はない。みんな何でこんな人が良いの?!と人間不信やった私は本当に衝撃的やった。(女子中の時はあまりにもドロドロの世界にキレて机蹴とばしたことある、、のは内緒ね。今はしないよ。笑)

文化祭、体育祭は小学校低学年並みにやたらみんな本気で。(笑)

初めて自分の意思で決めた高校はとてもとても楽しくて恵まれていた。

自分の意思で高校を選ばせてくれた親にもとてもとても感謝しています。


その年の2学期の修了式。

クリスマスイブやったんやと思う。(日付は忘れた)

前の日の夜に

担任にガラケー(スマホまだ無い)で、メールして。

「みんなにクリスマスプレゼントしていい?」と内緒で許可を得て。

ただただ、趣味になっていたお菓子作りでみんなにプレゼントしたかった。

いつも仲良くしてくれて、ありがとうの気持ちをマフィンを焼いて持って行った。

ただ焼いて渡したかった。完全に自己満。

修了式が終わり

クラスに戻り

担任の話が終わった後、担任に促され

サプライズで

みんなにマフィンをそれぞれ配った。

完全に、自己満。(笑)

大勢の人の前に立ち(って言っても30人)仕掛ける初めてのサプライズ。

めちゃくちゃ、緊張して手が震えていたこと今でも覚えている

前の晩、めちゃくちゃワクワクして

夜中に小さな小さな家庭用オーブン一つで

マフィンを焼いたこと。

今でも覚えている。

画像1

そして。

一人、一人、、、に、マフィンをみんなに配った時。

「ありがとー!!」と、とてもとても喜んでくれことも、

ぐっと今でも私の心に突き刺さったまま。覚えている。


。。。

この出来事が、

焼き菓子屋そぼくな。が、菓子屋を初めて目指した瞬間です。


お菓子は人を笑顔にするんだ!

そして何より私がめちゃくちゃ幸せだ!!

生きていて一番幸せだ!!

お菓子に関わる人はみんな幸せだ!!

お菓子を焼き届ける仕事がしたい。

けれどもそんなに真っすぐ進むことはなくって。

高校卒業後、菓子の仕事に就きはしなかったのだけれど、

その話はまた今度。




読んでくれてありがとう!

焼き菓子屋そぼくな。