2020/04/17 16:50



こんにちは!


焼き菓子屋そぼくな。を

休業し約1週間半。

そしてその厨房とお別れして4日が経ちました。




昨夜、noteには記載していたのですが(数日まえからnote毎日更新復活しております^^)

こちらでも共有しようと思い記載します。

(noteのURLはhttps://note.com/sobokunayuki/n/n58f27dcc682f

また、昨夜記載したもの、

+でBASEを使用してやりたい事、届けたいものを

思いついたのでその話も少し交えて記載します。


↓では、どうぞ^^


引っ越しして少し落ち着いた内装。の紹介と

今後のそぼくな。の動きについて。

またその動きをする事になった思考について。

お伝えしたく、お話したいなぁと思っております。


なので、

長いですー!

でも最後まで読んで頂いたらめっちゃくちゃ、嬉しいな!^^


では早速ですが我が家の内装を。。


神山杉 を使用した

杉の家 です。

杉の香りがたまらなく心地よいのです。^^

今の時代、床は土間使用です。

土間なのには訳があって、この家、面白いのですよ。

(この家に決めた理由は長くなるのでnoteのこの記事にちらっと書いてます

https://note.com/sobokunayuki/n/n4f872617151d


一階の台所部分です。(二階だての賃貸です。)

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noteで収納が少ないと先日言っていた部分です(笑)↑

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はい、お察しのとおり

台所は

ほぼ厨房テイストですね。

家族の要望は聞くこともせず

完全に私の焼き菓子屋そぼくな。感テイストにしております。^^;


もちろん暮らしの家なので保健所の許可は取れない。


だから厨房ではないのです。

(厨房をやるには暮らす家とは別に台所が必要な法律があるのです。知らない方もいるので言っておきますね。)


本当はここで菓子屋やれたら!!ってもちろん、、めちゃくちゃ思いますよ。

だって可愛いもん。(笑)

杉の香りがとても心地よいし。

環境も良い。

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山々に囲まれて。

子どもたちの学校もすぐそこで。


なぜ飲食は法律がこまごまと決まりが多いんだー!

初期投資にお金も時間のコストもカカリすぎる設計になっている、

飲食業界はどうなのか?と改めて感じます。

そして原価、時間を膨大にかけて命を吹き込んで作り出したものなのに

売り出す単価は一般的に安いしね。

まぁ、そぼくな。の菓子はお高いと何度もお声は頂いておりますが^^

そんなお声が上がるのはもちろん店をやる前から分かっていて。

あえて言います。

わざとですー。

もちろん意図があってです。

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命吹き込んで。

何百時間もの時間をつぎ込み。

技術と思考を削っている。

ダイヤモンドと同じで。

削ったその先に

光り輝く触れた人を魅了する。

感動するものを与える菓子。

そんな菓子を作ってお届けしていると自信があるからです。

本来、【飲食業】。


飲食【業】、、とは、

そういう価値を生み出し届ける

そんな“”部分“”もあっていいと切実に考えての

あの値段です。

そう、そぼくな。はそんな“”部分“”をやりたい。


混ぜて焼いて、はい!できた!!なーんてもの、売ってるわけではないんですね。


誰でも作り出せるものには

価値を乗せてお届けすることは私は機械やれる業態でいいと思っていて。

そぼくな。があえてお届けする部分ではない。なぁ。と考えています。

今も。

そぼくな。をやる前も。

そういう考えは変わらない部分です。


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け・れ・ど!

ここからは

そんな変わった店を初めて1年半。

やからこそ。

自分なりに理解したことを書いていきます。



めっちゃ有難いことに

店を初めて1年半の最後の半年はそれなりに忙しくさせて頂いていました。

本当に本当に、ありがとうございます。


焼き菓子屋そぼくな。のポリシーやモットー、理念は

ご注文頂いてからその人の為に心を込めて0から作り焼き届ける事です。


なぜ、それを徹底したのか?

と言うと、、、


誰彼構わずに。

要望があるかもわからずに。

ただ焼いて、待つ。

というスタイルを取りたくなかったから。


なぜそのスタイルを取りたくなかったか?と言うと

菓子の表情や味にブレがあると知っていたから。

(雇われでの仕事の時に大量生産を経験して感じていたことです。)


そしてそのブレは

お客さんを感動させることはできない。と思ったから。


【おいしい】は人それぞれ違うと思っている。


でも。


【感動】=【心を動かす、心を躍らせること】は

人が違えどある一定は一緒かと。


そぼくな。をやっていく上で感じておりました。


私はおいしい。は

もちろんの事、


例えば

ある芸術を見て。

心躍る。

そんな感動を与える事のできる菓子を焼き届けたい。

店を始める前も。

店をガムシャラにやってきた1年半の間も。

店を休業し厨房がなくなって1週間経った今。も。

そんな変わらない想いがある。


のですが、ですがー、、、

さてさて。

けれどだ。


ここからが次に進む課題の本題だ!


店をやり、忙しくさせて頂いていた時に思うことがありました。

数には限界がある。。。

特に休業前の一か月間。

ご希望に応えられずだった方もおられたと思う。

(思う、と言うのはもうこれ以上応えるのは物理的に無理。で、先にご予約頂いた方にご迷惑がかかるー!と、さっさとカートを閉めちゃったから。実際おられたかはわからない。やっぱりまずは先にご注文頂いている目の前の人にちゃんと届けたい気持ちが強かったんです。)

数に限界がある、と言うのは届けられる数に。です。


私は一人しかいなくって。

ご注文頂いたら焼き届けるシステムは変えたくない。

(焼き菓子って鮮度も命だからね。絶対。酸化するよ。酸化したら美味しくもない。保つものではないよ。)

で、小さな石窯ドーム二台で焼く、、。

そりゃ限りはあるだろう!って話なのですが。

作り届ける数に限界があるってことは

単純に届けられる人の数も減るし

売り上げの頭うちにも合う。

(お金の話嫌いな人もいるけれど今絶対、お金の事理解することは大事な時代やと思うのであえて言います。)


だから菓子屋やパン屋の常識?で

だいたいは業務用の何百万ってするオーブンを買い、

たくさん焼けるようにし、

けれどたくさん焼くには作業効率を良くしなくてはダメだから

安定材等をいれて。

どこにでもあるような

無表情の菓子やパンを焼く羽目になり。

たくさん焼くために作業、作業、効、効率、、が優先の

なんとも無機質なパンや菓子の誕生。。


で。

えっと、どこの誰に、届けたかったけ?

はて。

【【何を】】届けたかったけ?に陥るよなぁ。。。。。

それ、やっぱりやりたくないんよなぁ。。。。

と、なる結果は見えて居いる。からやりたくない。


もちろんその無表情、無機質な菓子やパンに対して否定はしていなくって。

そこにも需要があるともちろん思っている。

そしてそれで助けられることもあるのは充分理解しています。


私の店ではそれはやりたくない。

それだけです。

そもそも菓子やパンに表情や感動を求めていない人もおられるしね。

大事なのは自分は何を届けたいのか?を見極め。

そして必ず、届ける事。



そぼくな。の休業前の1カ月間。


お届けできる【数】の問題にぶち当たり。


今後また店を再開するとなった時。


そして今。


そぼくな。をどう進ませて行こうか?と

考えた時。


数の問題が、立ちふさがる。


一人で命削ってお届けできる数には限界がある。

そして人雇えばいい。とか大きなオーブンに変えて店舗拡大したらいい。

とか

そんな既存の答えでは解決できない、

いやそんな方法では解決したくない、

そぼくな。なりの

ちゃんと、お客さんに向き合って。


お届けできる

数。を解決し、進んで行きたいのです。

とか、

言いながら

数に限りがあるから価値がある。

いう事も

感じてはいるのですがね。


でも。


私の夢は

圧倒的に(何なら全国的に)焼き菓子の価値を高めたい。

思っております。


そしたら

“”数の結果“”は必ずいる。

圧倒的な。

そして深く深く、“”濃い“”ものをお届すること。


作り手云々の前に価値を広めるモノとして届ける行動はさらに、

いや、今だからこそ、いるなぁ。と。

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今までやっていたお届け方法は間違っていない

確信して言える。


そしてこんな結果を得、また新しい考えを得られたのは

お客さんに支えられていたからと本当に感謝しております!!^^

だから必ず次に繋げたいのです。

応援して頂いている方を絶対に裏切りたくはない!


けれど


次にやる行動は前と同じではダメだな。と直感的に思っていて。

同じことやっても進まない。

(というか厨房が今の段階でないから同じやり方はできないけれどね。)


しっかり一人一人の心に届くように、

そして今まで以上にたくさんの人に知られるように

アクションをデザインしていかなければ。と

実はね。

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと

モヤモヤしてたんです。

もちろん

自分で想うように、

考えるように

目の前の方に菓子を焼き届けたい。という欲望がある。


けれど幸か不幸かすぐには厨房も見つからないし

変な話、見つからないのは。

今何か違うアクションをそぼくな。として

やりなさい。と言われているようで。


さぁ、

活動を止めないためには何をしたら良いのだろう?と

考えた結果。


noteでまた、想いを綴りながら

【そぼくな。の考えるレシピ】を広め実行していくことに行きつきました。

実際に#焼き菓子屋そぼくな。で販売していたレシピを紹介していきます。

でも。

ただのレシピ本のようなハウトゥーはググれば出てくるので綴ることはほぼありません。

伝えたいのは。

なぜこの設計でデザインしパーツを組み立てていったのか?

なぜこの所作をするのか?

なぜこの子を誕生させたのか?

起点としてレシピを構成していく(紹介していく)

ちょっと変わった、

でも

焼き菓子を焼かずとも今まで食べる専門だった方も

ワクワクと楽しめ、そして今まで菓子を届けてきた時と


同様にそっと人生に灯火を与えることのできる読みモノという価値にしていきます^^

もちろん菓子を絡めてね!

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それは

まさしく

焼き菓子屋そぼくな。の

商品を生み出していく過程をなぞっていくストーリーです。


私がワクワクしながら

時にモヤモヤしながら

組み立てて行った、

菓子達のストーリーを。

一つの舞台を。

そして。

これからの焼き菓子屋そぼくな。の動きを。


そぼくな。第2ステージは

菓子を焼き届ける、と同じくらい

本気になって

言葉と写真でそぼくな。ストーリーを

note で

そして

未来を作っていく

今後の焼き菓子屋そぼくな。の道の歩き方を。

お届けしたく思っています。




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長々と読んでくれてありがとう!!!



焼き菓子屋 そぼくな。

ゆ季