2020/01/11 15:53

例えば一年前の今ごろはメンタルもダダ崩れで。

一年後の住む場所もわからないし

引っ越して半年の徳島のことも

地域性の性格の違いにおどおどとしていたし。

店もうまく回らないし

かといって、

また今の厨房を離れないといけないことはわかっていたし、、

けれども前回の記事にも書いたように

菓子に対しての想いとか

店の想いは変わらずで。

果たしてどうしようか。。。と途方に暮れていた。

とい表現がぴったりすぎて。

だけれども。


一か月、二か月、数か月、、、と過行く内に

店はそもそも固定してそこに居続けるべきなのか?

とか

様々な経験や挫折、失敗を通して

それでも生きていく。

環境が変われど続けていく

伝え続けていく。

というか

移ろいゆくからこそ自然でもあるし

移ろいゆく中で

色が違うものたちに刺激を受けながら

そのなかでも自分の核となる価値は何か?を模索し

根本にもち

磨きあげ、変化していき、伝え続けていく。

その過程そのものが

またそぼくな。らしく伝えていけるのではないか?と

思うようになり。

むしろ

ネタや!と乗り越えていけるようになった気がします。

まだ、新しい土地への不安はもちろんあるけれど

不安があるからこそ強くなれる。

少しのワクワクもひそんでいる。


心理学の世界では

体には免疫があるように

心にも免疫機能があるとわかっているそうです。

また、

脳には可塑性がある。

可塑性とはお菓子用語でも使われていて

バターの可塑性と言われるものもある。

それはその作り出す用途に合わせて(環境に合わせて)

液体の状態や

柔らかい状態

カチカチの固い状態に変化する。

自由自在にそれに応じて変形する、という意味があり。

そう、

私達の脳や心はそんなに弱くない。

それは筋肉と一緒で筋肉の筋繊維は筋トレをして

その上でブチブチ切れていき

そして再生されることによって強くなっていく。

心や脳にもそんな強さがある。

ならば

起こった出来事が

悲しい事であったり

絶望を感じそうなことでも

それは

自分の今後の人生を強く強く、支えてくれるもので

自分自身を強くしてくれることなのだ。

だから

起きた出来事は全て自分の為になるし

強くなるエッセンス。

またやりたい事や目的、夢に向かって進む糧になる。


と、いうわけで

一般の菓子屋より変な菓子屋

#焼き菓子やそぼくな。は

変な菓子屋として

それでもそれがそぼくな。らしく

こんあ菓子屋もありでしょ?を提示して

いきたいなぁ。と逆の発想で変化し続け

住む場所も厨房の場所も変わって

新たなスタイルで

新たな価値観で

店をやっていきます。

正解はたくさんで

正解は一つではない。

正解はその人、それぞれ。

正解はその店それぞれにある。

だから、みんなと同じ、

一般的なもの、である必要はない。

自分だけの色を

もっとたくさんの人が楽しく表現できる社会に

家でも職場でも経営でもなればいいのにな。

そしたら社会は良くなると思うんだ。

だから、まずは

焼き菓子屋そぼくな。店主が

引っ越しや環境が変わって

一見不利に見えることも

武器に変えて

楽しく、強く

表現できる店を作りあげていこう、そう思います。


IMG-2389 - コピー

て、根本だけでまだ

どんな形をとろうかあやふやで。(笑)

一歩ずつ転びながら進んで行きますね。


読んでくれてありがとう!

#焼き菓子屋そぼくな。