2019/07/04 08:10


  ブルーチーズとはちみつのフィナンシェ


今日はそんな裏側を、お披露目。


「え、破れてるやーん!」

ではなく。

この所々の
穴たちは
🕳

ブルーチーズの塊が
火を通すことで

火山のように湧き上がり
チーズ爆発を
フィナンシェの中で起こした証拠。

焦がしバターが奏でる
苦味そこから奏でる
バターのミルキー臭と、共に

この
ブルーチーズの
点在する塊たちが

音楽を奏でるように
1本の
フィナンシェに
リズムを
与えてくれます。

でも。
ブルーチーズはこの
塊のところ、だけではなくって。
実は
焦がしバターとか、
アーモンドプードルとか、
その他もろもろ
混ざり合った生地の中にも
一緒に混ざり合っている。
まぁ、
言われなわからんと思うのですが、

1本のフィナンシェの中に
ブルーチーズの2つの表情を入れています。

なので
薄力粉やアーモンドプードルの
粉たちよりも
圧倒的に多いブルーチーズの量です。笑

けれど
ブルーチーズが苦手な方も
何故かハマってくれるのは
余韻がフルーティにまとまるからかな。と
そぼくな。店主は考えております。

それは
非加熱のままの
おいしい雑味、フルーティさ
香りがそのまんま
残った
徳島産のはちみつを🍯
隠し味(名前に出てて隠れてないけど)
からかなぁ。と。

あくまで私の解釈ですが。

ブルーチーズは
切れ味の鋭いものを使用し
バターもガツンと焦がしバター。

だから結構、
個性派にまとまるはずなのですが、
その個性派を
素直さと優しさ、
ある意味まっすぐな
非加熱純粋はちみつが
まとめてくれるのです。

1本のフィナンシェには
個性的な
素材たちがたくさんいますが、

一つにまとまって
食べ手に
舞台のような
感動を
与えるのは
個性を
お互い生かして
認め合い
支え合う、
一つの目標に
向かい合う
チームのような
構想があるからです。

(話長くなるから割愛するけれどこれは人も一緒じゃない?菓子一つの作る事から学ぶことは人の生き方にも通ずるな、と思っています。)

なので

うわっ。
重っ。
とはならず、

余韻は心地よい。

これぞ
満腹ではなく、
満足。な
感動を
1本の
フィナンシェで
表現してみたのでした^^

けど結局
食べ手がどう感じるか、やから
食べて見なくちゃわからないっ(笑

でも、
自分の中のロジックを持って
菓子を表現し、
食べ手に
感動を
与える癒しを
届けたい。

作り手にロジックがないと、
絶対食べ手には伝わらないと思うから。

なんだって、
ちゃんとわかってないと、
子どもにも
部下にも
中身を持って
伝えることはできないもん。

一緒だよ。
菓子屋も
人間も
仕事も。

言ったら終わり
作ったら終わり、
そんなんで
伝わらないよー。

そう、思うから
私は想いをブログに綴ります。

読んでくれてありがとう!
ゆ季