2019/05/16 13:38
カラメルパウンドケーキ。
キャラメルじゃないよ。
カラメルね!
何がちがう?!と突っ込みたくなるよね。
簡単に言うと、
キャラメルは生クリームが入ってます。
カラメルは生クリームが入っていません。
で、なぜカラメルにしたの?って?
カラメルのキビ糖が焦げた香ばしさ。
これをじんわりとダイレクトに味わって欲しかったから。
甘すぎるんじゃない?と感じるかもしれないけれど
そんなことは全く、ない。
きび糖の焦げた香ばしさは
こんなにも甘さだけではなく、
甘味のコク、おいしい雑味、奥行を与えてくれるのか!
と感じられる。
そこに、じんわりと落ち着くおいしさ、というものがあり
食べてくれる方を癒してくれるんだと信じている。
〝パウンド=同ポンドずつ(同じgずつってこと)入るケーキ〟
という意味なので
四つ葉無塩バター、
キビ糖、
熊本産薄力粉、
全卵
が同ポンドずつ入っています。
なので、
バターが入っているからパウンドのミルキーさはある。
けれどもキャラメルにして
生クリームを入れちゃうと
ミルキーさが加わりすぎて
カラメルの香ばしさが薄れちゃう。
わたしは
このカラメルの香ばしさを
四つ葉バターと
熊本産薄力粉が
織りなすしっとりと、
うるおすパウンドに乗せてお届けしたい。
そこに
そぼくな。が見出すおいしさがある。

★
そぼくな。のパウンドは
よく見かけるパウンド型ではない。
3月までは一般のパウンド型で売り出していました。
で、今は、写真の形にしております。
なぜかって?
一般のパウンド型だと
端っこにしかないサクっとしたおいしさ。
真ん中にしかない、しっとりのおいしさ。
その両方が〝一切れのパウンド〟では味わえないから。
その二つの食感。
どっちもおいしい食感をもっていて。感動があるのです。
その両方を一切れで味わってくれる
にはどうしたらいいだろう?
と
考えたら
この形になりました。
一口入れると
サクっとした食感と
カラメルの香ばしさがマッチして。
じんわり、しっとり、じゅわり、、と
生地とともにカラメルが溶けてゆく、、。
そんな想いがあって、
この形です。
★
作り手にとっては
「たくさん作り出す菓子の中のただの一つの菓子なだけ」、という考えにはしたくなかった。
ひとつ、ひとつ、の菓子に想いをこめて届けたい。
だって食べ手にとっては今、食べる一つの菓子なのだから。
だから
ただ、焼いて、はい、オワリ!は違うなぁ。と。
作り手としての譲れないもの。
もちろんある。
けれど、だからこそ
食べ手側のシチュエーションや背景も
見よう、とする意識は大切にしたいなぁ。と考えておりそんな想いも含まれた形です。
どんな時も
一つのモノ、コトには
一つの視点で
成り立っていると考えたくはない。
いろんな視点でモノを見、
その上で菓子を、
心を体をうるおす菓子をお届けし
誰かをしあわせに出来たら。
それが、焼き菓子屋 そぼくな。の目指すもの。
だから
自分に嘘を付かず、
モノゴト、人に
そぼくに向き合い、
そぼくに届けたい。

少し話がずれたけれど、、。
ほっと、一息。
心、身体、その、ひと時を
うるおす作用が
この小さなカラメルパウンドにはあると信じている。
誰かの
人生の一日、
一息、
糧。
に
なると信じて。
今日も、
まっすぐに
向き合って
焼き
届けます^^
まだまだ焼きます^^
ご注文待っております。
心より感謝してお届けします。(たまにはダイレクトに宣伝いれちゃう。(笑))
ご購入はこちらから^^↓